「第3回島本の木で作ろう!」開催しました

「島本の森を歩いて島本の木で作ろう」第3回島本の木で作ろうを開催しました。レポートをお届けします!

日時:令和元年(2019年)11月10日(日) 9:30受付開始 10:00~12:00
場所:島本町立歴史文化資料館の正面広場
主催:島本の森と水と健康を考える会

朝の冷え込みが心配されましたが、快晴でぐんぐん気温が上がり、過ごしやすい日になりました。
前回と同じく、歴史文化資料館前に立てられた3張のテント。こちらが本日も会場です。

スタッフ紹介の後、資料に沿ってこれまでに行ったイベントを振り返って説明がありました。
「おいしい水は美しい森から。」第1回で水無瀬川の上流へつながる森を散策し、一方で台風被害に遭った森について振り返りました。
そして、「倒れた木の中でも使える部分から木工キットを作りました」と今回のイベントまでのつながりについて話がありました。

第2回にも登場した丸太の説明も、森のクイズおさらい編もありましたよ。これからも森と町をつなげる活動を通して美しい森を守りたい、と決意表明も入っていましたね。

いよいよステンドグラス付き木製小箱を選びます。今回は受付でくじを引いていただき、くじで当たったほうのテーブルからお気に入りのステンドグラスが入ったキットを選びます。

ステンドグラスはいろんな組み合わせがあり、思わず悩みます。
どれにしようかな・・・

制作に入る前に、まずは記念撮影。これからがんばって組み立てるぞー!

さっそく制作に取り掛かります。セットからガラスを取り出して、思わずにっこり。今日は天気も良く、青空にステンドグラスが映えます!

釘を打つ前に、どの板をどのように組んでどこを釘打ちするのか確認します。
おさまりが良い組み方を見極めます。

釘打ちする場所を、パーツがずれないように固定して、釘を見る目が真剣です。こどもたちも慎重に釘打ちしていきます。

第3回は第2回とは異なり、釘打ちの量が増えます。
次に箱のふたを作ります。ステンドグラスの登場です。
ステンドグラスは3枚のガラスを接着して1枚づつ作りますが、どうしても仕上がりサイズが少し違ってくるもの。その違いを木材パーツを彫り込んだりすることで吸収しています。
ガラスと木材パーツを組み合わせて納まりがいいかどうか確認してから、ボンドを付けて釘打ちします。

組み方がきまったところで、慎重にボンドを塗って釘打ちです。

ふたが出来上がったら、次は最大の難所、蝶番(ちょうつがい)の取り付けです。鉛筆でしるしをつけて、確実にねらった場所に取り付けます。

この釘がとても細かいので慎重に。 蝶番(ちょうつがい) の軸がずれると開かない箱になるので、そこも慎重にお願いします。

出来上がりました!完成記念撮影です。
ご参加いただきありがとうございました。

みなさま、ご参加いただきありがとうございました。また、アンケートにご回答いただきありがとうございました。今後の運営に反映させてより良いイベントの開催に努めます。

最後になりましたが、正面広場の利用やテントや金づちの貸し出しなど快諾してくださった島本町立歴史文化資料館のみなさま、丸太やテントを貸し出してくださった林業家の山本様、片付けなどお手伝いいただいたアトリエセリザワの芹澤様、本当にありがとうございました。

気が付いたこと、ご質問、なんでもお寄せください!お待ちしています。