森林調査をしようとして(2)

さて、森林調査の続きを行います。
伐採後、梅雨の晴れ間にせっせとウッドデッキの仕上げに取り掛かってしまったので、伐採より1か月が経過してしまいました。こちらも梅雨の合間に行いました。

年輪、すごい楕円形ですよね、この年輪が詰まっているところは谷側で、膨らんでいるところは山側です。
山の斜面に対して、上へと光を求めて力が集中していたことが分かります。

別の日に余分な枝などを取り除いてくださっていて、メジャーで計測がなんとか可能。
メジャーで計測すると、29mでした。
伐採された立木の途中は山肌から浮いて横たわっているので、丸太にしがみついたりまたがるようにして、1mずつ印をつけて、幹周囲を計測しました。

次に、玉切りをしていきます。玉切りとは、長い木を数mごとに切って丸太を作る作業のことです。
本来は2mや4mなど切って木口の輪切りを切り取って、年輪の具合を確認するのですが、
思っていたより年輪の目が詰まっていたことより、原木市場に出荷したいと意向があり、
出荷しやすい4.2mごとに伐採することになりました。

森林調査なので試験伐採になるのですが、やはり山主の意向に沿った方がハッピーな調査になります。
細りが少ない木ですが、枝打ちがないとどんな評価になるのか。市場価格も気になります。

この後は、喫茶店で年輪を数えたり、計測結果から電卓たたきまくって材積を計算するなど、ざっくりまとめました。詳細は、自宅でPCの前でまとめます。
一般人向けには、材積計算の下りが難易度高め、という指摘をいただきまして、本番に向けて、調査票を工夫することになりました。