しまもとマニアックゼミに参加!(4)



ガラスを切るってこんなに簡単!本物のステンドグラスを体験してみよう! presented by アトリエセリザワ芹澤氏

第1回最終の島本マニアックゼミに参加しました。
ご存知、ブレスアンドグリーンの木工キットで使うのは、こちらのステンドグラス。
いろいろわがまま言って素敵なガラスを毎度準備していただいていますが、
いよいよ、私がガラスを使った小物を作ることになるとは。。。

今日は、ガラスパーツを組み合わせてペンダントを作ります!

たいてい体験用アクセサリーパーツは、先生がカットしてくれているらしいのですが、
今日は、マニアックゼミ。ガラスをカットするところから、はじまります。
ガラスは切ってもつながろうとする粘性のある液体なので、切れ目を入れても元通りにならないように、
特殊なオイルを先端に含んだ特殊カッターで、下絵を頼りに切れ目を入れていきます。
左の写真は先生で、真ん中の写真は私。指先に力が入ります。

「カーブを切ることができないのよ」
あれ?丸ノコで木材を切るのに似ている?
糸のこを使えば曲線も可能ですが、使いこなせるのはプロ。
ブレスアンドグリーンの製品はほぼ直線。こんなところに、共通項を見出していました。

本日の予定は、右の写真。ビーチを連想するペンダント。しずく型のガラスも切りました!
もちろんバランスよく形を整えてくれたのは、先生です。

次は、切ったパーツの側面を研磨機で削っていきます。
おぉ、木工パーツも仕上げるときにやすり掛けするけど、この研磨機、小さすぎません?
木工パーツはもう少し大きいヤスリですが、指まで削ることもあって。
ということでかなり、ビビりながら研磨をしていきました。

そのあとは、丁寧にスポンジと洗剤を使って、ガラスの粉や油性下線(使った場合は)を洗い流していきます。

次に、ガラスパーツに松脂を塗って、金属テープを巻いていきます。この写真、撮影忘れた!
上手に淵をくるむことができるかが、成功のカギ。そのことが分かるのははんだ付けの行程でした。

そして出来上がったのがこの通り。

実はこの段階で、群青色のガラスとトルコ色のガラスの配置が逆転していました。。。

最後に、はんだ付けしていきます。はんだ付け、初めてしました。写真は先生。金属を溶かして、金属テープで巻いたガラスの上に乗せて整形していきます。

金属テープがうまく巻けていないと、はんだが載らないんですね。

最後に、薬品を塗りこんで銀色のはんだ部分を銅色に変色させれば出来上がり。
仕上げに紐を通す金具をつけていただき、紐を通しました。

しずくを傾けて空間をつくるデザインになりました。

磨いたり、塗ったり、洗ったり、本当に手間をかけて、ガラスはきれいに輝くアクセサリーに変身していくんですね。

今日はありがとうございました。