日時:令和6年(2024年)9月28日(土) 8:30~13:30
行程:大堰川東緑地公園駐車場→保津町→明智越→水尾地区・清和天皇社→JR保津峡駅→JR亀岡駅→大堰川東緑地公園駐車場
進行:藤田良子(亀岡の森と水と健康を考える会)
スタッフ:藤田直樹
主催:亀岡の森と水と健康を考える会
共催:ブレスアンドグリーン
後援:亀岡市教育委員会、ご当地木モルックの会※、posimedsports[ポジメドスポーツ]※
※大阪万博2025共創チャレンジ登録団体
少し雲が多い朝になりました。
今回は、「明智越(あけちごえ)」です。山を登るイメージではなく、距離を進むハイキングコース。
クイズを解きながら、ゴールを目指します。
少人数での開催になりました。わきあいあいと進んでいきましょう!
保津町を通って明智越(あけちごえ)の入口へ。町内に史跡がいろいろあって読んでいきたいところですが、
明智越を思ったより早く制覇できた場合は、水尾地区へ行ってみるという参加者次第の融通コース。
しっかり最初にその旨を説明して、保津町の史跡から思いを馳せるのは別の機会にしていただき、
いよいよ明智越へ。ハイキングコース内にある史跡には、休憩がてらその当時を想像していくことにします。
最初の上りは仕方ありません。
山の頂を目指すコースではありませんが、山越えと名がついている以上、急な坂道を上がります。
右手に保津城跡を見ながら、細い道を一列になって進んでいきます。
クイズ発見。えー、なになに?そんなこと、考えたコトなかったー。
クイズの答えを回答台紙に記入して、、、おっと、倒木をまたいでいかないと進めない道に遭遇。
慎重に進みます。
上り路がひと段落ついて、開けたところに出た、と思えば電力ケーブルの鉄塔下でした。
続く道はいずこ?と思わずぐるっと見たわすと、、、ありました。
森の中の一本道が「こっちよ」と言わんばかりに、鉄塔をくぐった向こうに伸びていました。
少しわかりにくい写真ですが、分岐点に着きました。立ち止まってほしいところにクイズがあります。
クイズがある方へ行けば、明智越ゴールへ。クイズを読まずに手前の道を行けば、愛宕山に行くそうです。
急な下りに入りました。台風や豪雨の跡なのか、岩肌が削れて崩れて油断ができない道が続きます。
クイズを見逃したらどうしようと思っているか漏れませんが、足元を中止して進まないと怪我につながるので、
しばらくクイズがないことを説明して、もくもくと下山していきます。
これまでは針葉樹と広葉樹が入り交ざった「混交林」でしたが、麓はスギの植林地だったみたいです。
壮観なスギ林に思わず立ち止まります。
明智越(あけちごえ)のゴールは水尾川にかかるこの一本橋(というのかな)。
清流が美しいですが、浅瀬の岩がむき出しになっていて、橋はところどころ隙間で川面が見えます。
「まじかー、落ちたら、怪我するよー。」いきなり慎重になってわたっていきます。
時間に余裕があることを確認して、みなさまの体力の余裕を確認して、水尾地区へ進むことにいたしました。
森の中の上り路を10分進むと、開けてきました。集落への入り口に着いたようです。
開けた景色に感動します。
「あ、あの鉄塔! ひょっとして私たちが通ってきた鉄塔かな?」
「もう、こんなに距離を歩いたのね。」
水尾地区の入り口では、移住説明会向けのシャトルバスが運行していて受付があり、
さらに保津峡駅からの水尾地区を通過し、道の先にある何かに向けて、
ランニング仲間がタイムトライアル会を実施していたようで、なんだか賑やかでした。
新たな目的地となった、清和天皇社に向かって、これまた急な道を上ります。
着きました!風格がただよう素敵な鳥居です。
社の階段を上りきったところで、クイズの答え合わせをしました。
今回は大人にも回答台紙を配布。こどもに勝る知識力を見せていただきました!
あれれ、正解率はこどもさんの方が高いですか?
参加賞をお土産にえらんでいただき、記念撮影しました。
どこで撮影したのかわからないので、鳥居の前でもう一度撮影しました。
これからJR保津峡駅に向かって、これまで登ってきた坂道を下ります。
明智越のゴールで渡った水尾川を右手に見ながら、保津峡駅に向かいます。
川沿いはスギも場所によってはヒノキも多くありましたが、いくらかは倒木になって小川をまたいでいました。
川の場所によっては深いので、処分されずに、倒木は朽ち果てるまで放置されることになるのかもしれません。
行程の終盤では、自然の驚異を感じながらの下山になりました。
途中、お手洗いに寄るなどして時間がオーバーしました。申し訳ありませんでした。
予定していた電車に乗ることができず、企画としては反省する限りです。
ご参加いただき、ありがとうございました。
今回の反省を踏まえて、今後も、森を学ぶクイズとともに地元の森を知るハイキングを
企画していきたいと思います。