日時:2026年5月16日(土)9:00-15:00、5月17日(日)9:00-12:30
集合:島本町大沢地区
講師:株式会社流域デザイン(滋賀県・大津市)
進行:藤田良子(島本の森と水と健康を考える会)
スタッフ:山本哲三(島本町森林協議会)
主催:島本の森と水と健康を考える会
共催:ブレスアンドグリーン
後援:島本町、島本町教育委員会、島本町商工会、島本町住民協議会
助成:国土緑化推進機構「森と水の森林ファンド」
さて、春季版第六弾のイベント。
昨年秋に開催したところ、参加者1名だったこともあり、春に再度開催です。
ただ、体験会は進化することになりました。
秋には体験会の続きを実施して特別講習受講修了とする内容を提供することになりました!


今回、参加者は2名です。お二人とも森林環境や整備に興味をお持ちだとのこと。
講師からテキストを渡されました。
チェーンソーの種類と用途に合った選び方から、テキストに沿って仕組みについて解説がありました。
電動や小型で安価な物から、大きく重たいものまで、その業界にいない人は差が分かりません。
電動の普及を考慮して、テキストにあることとどこまで一緒なのか、何を意識すればいいのか、まで解説がありました。


チェーンソーの機動の仕組みを聞いてから実際に稼働させることに。
ガソリンとオイルを合わせた混合油の作り方や、市販されている混合油の紹介もありました。
安全対策を学び、全員林業用チャップスやヘルメットを装着して準備完了。


エンジンを一通りかけたり止めたり、実際に動かした後は、体の正面に構えて丸太を輪切りにする練習です。
続いて、合わせ切りを練習しました。
現場で倒木を伐って丸太にする(玉切りといいます)ときは、どこに力がかかっていて、上から伐った方がいいのか下から切り上げた方がいいのか考えて、作業に入りますが、その時に役立つのが合わせ切りです。
講師は経験が豊富なので、合わせ切りによる切断面のずれを避けるために「回し切り」をするそうです。
午後は、講師による伐採を手本として見せてくれました。


まず伐採する木の下に入り、重心の位置を見る。どちらに倒れそうか。倒したい方向と合っているのか。
倒したい方向に木の重心方向を加味して方向を決めたら、チョークでどのように刃を入れるか描きます。


受け口を作って、倒したい方向に対して垂直に受け口が開いているか確認します。
参加者もチェーンソーのガンマーク(伐倒目安線)と合わせて、受け口の開口方向を見比べていました。


講師が追い口を入れて伐倒しました。様子を見守った後、切り株を確認しました。
受け口と追い口の間を弦(つる)といいますが、どれだけつるが残っているのか、重心がどちらにあったのか、伐倒方向は適当だったのか、つるはいろいろ物語ってくれます。
自分の判断力を磨くためにも、切り株を見ることで学ぶ「フィードバック」は大切です。
講師のアドバイスは、自分に当てはまるので、大変身に沁みました。


倒した立木の玉切りです。早速合わせ切りの実践演習です。
倒れた木にはテンションがかかっているので、上から伐るか、下から伐るか、見極めが必要になりました。
講師の指導で、合わせ切りを行いました。


参加者が伐倒するのは、細い木です。
ロープを掛けて、伐倒したい方向に引っ張りながら、受け口を作り、追い口を入れて倒しました。


足場が少し悪いですが、通常の山林だと良くある状況です。
細い木ですが、受け口を丁寧に作って、追い口を入れて無事に倒しました。

本日はご参加ありがとうございました。
秋にも続きの講習、そして春には復習会を開催しますので、またご参加ください。
島本の森を未来へ続くように、できるところから活動していきたいところ。
みなさま、またご協力・ご参加お願いいたします。
島本チェーンソー体験会2026・2日目
チェーンソー講座・1日目では、チェーンソーの仕組みからガソリン混合油やメンテナンスまでしっかり学びましたが、2日目では、伐った丸太を資源として活用するために必要な「搬出」を行います。
林業会社であれば、重機と重機運転講習済みのスタッフが行うのでしょうが、個人事業主でどこまでできるかということです。ブレスアンドグリーンは、搬出機材は林業家の山本氏に依存しており重機は持ち合わせていません(操作講習も受けていません)。
ただし、ブレスアンドグリーンは今後も山本氏の山林で必要に応じた伐採活動を行うつもりなので、山本氏の重機に依存することを前提に本日の作業は進みます。
2日目にご参加いただいたのは、昨日、参加された方1名です。


搬出予定の丸太の枝払いを行います。チョークの印を目安に玉切りを行います。
早速、前日の復習です。しっかりエンジン掛けて、チェーンソー作業を行っていただきました。



ミニショベルカーで、丸太に巻いたチェーンを引きずって、土場まで出します。
土場からトラックへの積み込みは、隣の吹き出しをご参考に。
マンパワーがあると軽トラックへの積み込みも、スピードアップ。若手が現場にいるのは、理想的です。
これで、丸太の資源活用への第一歩が終了です。
ご参加いただき、ありがとうございました。