「第1回島本の森を歩こう!2020」開催しました



「島本の森を歩いて島本の木で作ろう!2020」第1回島本の森を歩こうを開催しました。
レポートをお届けします!

日時:令和2年(2020年)10月18日(日) 8:30受付開始 9:00~12:40
行程:水無瀬神宮~水無瀬の滝~十方山山頂~椎尾神社
講師:山本哲三氏(島本町林業推進協議会)
主催:島本の森と水と健康を考える会

前日が雨だったので、開催を心配しましたが、なんとか雨も上がり、無事に開催できました。
水無瀬神宮に集合です。冷え込んだ神宮に早朝からお集まりいただき、ありがとうございます。

注意事項を説明した後、今年のゲームのルール説明です。
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、講師による山の中での説明は取り止め、島本の森を知っていただくクイズを山道を家族単位で進みながら解いていただくことにしました。
全問正解者には、プレゼント?楽しみです!

次に、本日無事にケガなくイベントが進められるようにお参りしました。

山本講師を先頭に、いよいよ出発です。

水無瀬川沿いを進みます。

名神高速の高架下に天王山からの湧水を川に流している大きなパイプがあり、山本講師から解説がありました。しばらく行くと、天王山断層について説明石碑があります。この解説もいただきました。
しおりにも記載していますので、読んでみてくださいね。

最初の通過ポイントは水無瀬の滝です。ここより山道になるのでマスクは自由にしていただきました。お地蔵様が応援していますよ!

山のふもとが一番傾斜がきついんです。子供たちはさっそく腕まくり。
今日は薄曇りで島本の眺めがかすんでいますが、晴れるとかなり遠くまで見られる絶景ポイント。良かったらまた上ってみてください!

十方山のふもとは、竹林です。このあたり一帯は生産竹林なので、うっかり敷地に入らないように幕や柵が立ててあります。

クイズを発見です。みなさん、しっかり考えてくれています。わかるかなー。

次のクイズはどこかなー。

山道を邪魔する倒木はボランティアの方が切り落として整備してくれています。
緩やかになったり急になったり、みなさん、もくもくと上っていきます。

先頭の山本講師は健脚!どんどん上っていきます。

尾根筋に出ると、霧に囲まれていました。空が真っ白です。
倒木が多く、またいだり、くぐったり。

いよいよ頂上です。前を行く人が休んでいるのが見えて、やっと頂上なんだなと少しほっとします。

頂上周辺は狭いので、全員が登りきる前に先着隊は出発です。

少し進むと京都府乙訓郡大山崎町に入ります。森林整備のやり方がガラッと変わっていて少し道が広いです。そして、島本町へ戻る小道へ入ります。ここを間違えると、天王山へ進んでしまうので注意です!

下りが急になってきました。尾根筋から山腹へ降りていき見上げる空が木々で埋め尽くされていきます。

小川が見えてきました。こんなところにもクイズです。

一つ目の橋です。しっかり作られているのか、あまり怖がらず進んでいます。

二つ目の橋は丸太を渡しただけの簡単な橋。竹が手すりになっています。恐る恐るわたる方、手すりを持たずに進んでみる方。注意して進んでください!

下りがきつくなり、膝が笑いそうです。慎重に下りていきます。

椎尾神社に到着です。椎尾神社の赤い鳥居をくぐってくれた方も。

到着した方から順に、水無瀬神宮で取水できる「離宮の水」を使った水無瀬離宮ゼリーをお渡ししました。おいしいゼリーで休憩です。

さてお待ちかねのクイズの答え合わせです。

全問正解は2名いらっしゃいました!
今回は少し難しい問題も入れていたのに、すばらしい!景品をプレゼントしました。

そして、一つ間違いの方にもプレゼントをしました。

最後に、椎尾神社に無事にケガなく全員下山できたことを感謝して、集合写真を撮りました。

うっかり最後のご挨拶を忘れて、ここで解散してしまいました。
おいしい「離宮の水」を生み出す島本の森。
森に入る楽しみを知っていただき、森の現状を知ってもらえれば幸いです。
また、森に入ることを楽しんでいる方がいることも地元の方に知っていただき、将来、島本の森を活用していくことにつなげていければ、と考えます。

本日は、ご参加いただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

※掲載が遅くなってご心配をおかけしました。