「島本の森を歩いて島本の木で作ろう!2021」第3回島本の木で作ろうを開催しました。
レポートをお届けします!
日時:令和3年(2021年)10月21日(日)
午前の部:9:45受付開始 10:00~12:00、午後の部:12:45受付開始 13:00~15:00
場所:島本町立歴史文化資料館の正面広場
講師:山本哲三氏(島本町林業推進協議会委員)、亀山晶美氏(かめたん幸創)
主催:島本の森と水と健康を考える会
今年の開催は、午前・午後の2部構成にしました。コロナ対策として「蜜」を回避するためです。
このような構成はこれまで運営したことがないのですがチャレンジです。
今年は、消しゴムハンコ作家の亀山さんをお招きして木工作品にハンコを押していきます。
大人の方にも消しゴムハンコを押す世界を垣間見ていただきたく、
「節穴ストラップ」を作ってハンコを押すプログラムも準備しました。
そこで、イベント冒頭で行う木材の説明は「節穴」について。
「生節(いきぶし)」「死節(しにぶし)」とはなんなのか。なぜ板にあるのか。
市販されている板には「死節」はほぼないので、説明していきました。
また、細めの丸太を切り落とす人気ののこぎり体験もあります。
講師の山本さんと、島本住民協議会の西村さんのご協力で、丸太切の実演もしていただきました。
ご挨拶して説明を始める様子と、のこぎり挽きの実演の様子です。
山本さんは手提げ箱キット組み立ての説明、藤田はナインタイル(ゲーム)キットの組み立て説明へ。
この間に、ステンドグラス付きステーショナリーキットを組み立てる方は、ガラスを選んでいただきました。
説明を聞いてからは、どんどん組み立てていってもらいました。
こちらは、ステンドグラス付きステーショナリーの組立と手提げ箱の組立です。
ハンコ押しについては、ご家族ごと順番にお呼びして押してもらうようにしました。
ナインタイルは、とくにハンコ押しが「キー」。慎重に考えながら、押していってもらいました。
のこぎり体験も、ご家族ごとにお呼びして体験していただきました。
今年は、コースターにできるぐらい「のこぎりで薄切り」に挑戦です。
木工しながら、ハンコを押したりのこぎり挽いたり、大忙しでした。
手提げ箱については、箱を作ってスタンプを押すのか、スタンプを押した板を箱に組み立てるか若干順番は前後しますが、どんどん仕上げていきました。ステンドグラス付きステーショナリーの組立も、ハンコもラストスパート!
みなさま、ご参加ありがとうございました。
ハンコ押しも丸太挽きも新鮮だったみたいで良かったです。またご参加ください!
さて、午後の部です。
午前の部の時間が押してしまい、午後のスタートは10分すぎてからのスタートに。申し訳ない!
午前の部で木工を進めていくうちに気が付いたことを追加しながら、午後の参加者の方へ作り方を説明していきます。
単純そうで実はパズルのようにウッドパーツを組み立てていくステーショナリー。
ウッドパーツをレンガ積みのようにするのですが、多少左右にずらせば大きく仕上がる仕組みなので、
出来上がりのバランスを考える必要があります。説明に熱が入ります。
手提げ箱は、手持ち部分の据え付けがカギに。少し強引にしっかりねじを回していきます。
ハンコ押しに子供たちは夢中に。あれあれ、お父さんも夢中になっていますね。
テーマのハンコを準備してもらったので、ハンコを見ながらどんどんイメージが膨らんでいるようですね。
のこぎり挽きも一生懸命になってます。中には抜群に挽くのがうまい子がいました。
いよいよラストスパート!頑張って仕上げてください。
今日はご参加いただきありがとうございました。
島本の木を使ってモノづくりしていくこと、ハンコなど使って一味違うものに仕上げていく面白さ、
楽しんでいただけたかなと思います。また、いろいろ企画しますので、ご参加くださいね。