水盛り水平器で束柱を決める



なんのことか、わからないですよね。
束石はまだコンクリートで固定していないのですが、コンクリートで固定した次の作業を見越して、束石の上に立てる束柱の長さの測定にすぐに取り掛かれるように、水糸を先に引くことになりました。
手伝っていただくのは、林業家であり風倒木の製材にご協力いただいている山本哲三氏。「島本の森を歩こう」で講師を務めてくださった先生です。

今回は、束石の上面の高さがどう頑張っても同じにならないため、それぞれの束石より必要な束柱の長さを計測し、束柱の長さを一本一本調整することでウッドデッキ床板の水平を実現します。
そのためには、庭全体に同じ高さの目印が必要になるので、大きい水平器が必要になります。
ホースに水を入れてみると水の両端は水平になる、という法則を応用した水平器です。

まず、水糸を縛るための杭を庭の四隅に打ちこみます。

庭の中央にも杭を打ちます。
水平器の端を縛るためです。


ペットボトルの底をハサミで切り、ホースの先をペットボトルにつないで水が漏れないように縛り、水盛り水平器を作ります。
中央の杭に縛り付けます。

実際は、水漏れしてしまい、ホースの端を二人が手に持って計測することになりました。


ホースの先をもち、水平になっている高さを、打ち込んだ杭に付けていきます。


杭通しを横木で支えて固定し、水糸を張りました。
(写真では高さがあっていないですが、後ほど修正しました)


本日は水糸を張った時点で日暮れとなってしまいました。
コンクリートで石を固定するのは、翌日以降とし、束柱の計測もその後になります。