計測した長さを協力いただいている山本さんに連絡して、束柱の長さをあらかじめ切断して持ってきてもらいました。
家の柱の場合は、四面きれいに切り落とした柱を使いますが、ウッドデッキの束柱は目に触れないところなので、三面切り落としただけのものでも問題ないので使います。
この柱、製材したての生木です。乾燥を促すため「背割り」といって、丸太の芯に届くように切り込みを入れてもらっています。
柱の上に置く大引きも背割りを入れてもらっています。
束柱がならびました!壮観です!
果たして柱上面は同じ高さなのでしょうか?
大引きを試しに置いてみて、その時点で束柱が浮いていたら、その柱が短いことになります。
床板を置いて水平かどうか確認します。しかし、水平でない場合、大引きの両端を支える束柱が高い可能性があります。
この写真の場合、厳密にいえば右側が少し高いのですが、その上に板が乗ることを考えれば気にならないレベルです。
これぐらいは、「水平OK!」にしてしまいました。
前後左右の柱の上面が水平であることを確認するのは、大変でした。
別の板を水平を確認するために使っていたのですが、右端と左端の板幅が少し差があり、水平を確認できていないことに気づくなど、作業していていろいろ手戻りをして柱の長さを確認しました。
結局、長すぎる箇所を切り落として、5本ほど作り直すことになりました。私の計測ミスです。山本さん、お手数おかけします。
微妙な寸足らずの柱は、最終組立ての時に薄いゴムを敷くなどして高さを補うことにしました。