いよいよ床板を留めていきます。
幅広の板には2本ネジ釘を、幅が狭い板は1本ネジをバランスよく打ち込んでいくことに決めました。
大引が反っていたり板が反っていたりすると、場所によっては、床板がシーソーのようにパコパコして使い勝手悪いので、大引きと床板の間にゴム板を挟むことにしました。
そして板の隙間を5mmづつ開けていくことしました。
水平方向の反りがあっても隙間をバランスよくとることで、反りが目立たなくなります。
もちろん、水はけもよくなります。
チョークでだいたい釘を打つラインを引いてから打ちました。
大引に釘が入るように、でも上から見た場合に釘が一直線に並ぶようにするための工夫です。
梅雨の合間は連日30度越え。日陰で作業するので、少しづつ夕暮れの風がひんやり入ってくるのですが、
長時間すると二人ともばてるので、床留めの作業は二日に分けて行いました。
あれあれ、気が付きました? 裏面に貼ったはずのシールが、表向いて床板が留めてありますよね。
最初、フェンスに沿って端を切り落としたためフェンス側が台形になっていて、それに合わせて表と裏を決めてシールを貼りました。
ところが、木裏(年輪の中心)を上向きに留めていかないと床板にさらなる反りが出たときに不具合が出るので、フェンス側の台形を無視して留めることになりました。
最初は、木裏木表を考える前に節が多い面を下に置いていたと思います。
山本さんのご厚意で枯節に埋木をしていただいているのですが、当初埋木の予定はなかったので、「反り」よりも「抜け節」の方が気になっていました。
つまり、シールが貼ってある板は、表が2度塗りされていないんですな。え、3度目の塗装作業が発生??